問題の解決前に、「問題の認識」

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく 作者: 渡辺健介,matsu(マツモト ナオコ) 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2007/06/28 メディア: 単行本 購入: 92人 クリック: 1,213回 この商品を含むブログ (240件) を見る 問題…

流れ星に三つのお願いをしよう

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」 作者: 細谷功 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2007/12/07 メディア: 単行本 購入: 54人 クリック: 878回 この商品を含むブログ (274件) を見る ビジネスマンとしての能力で必要なこと。それは、…

答えのないところに答えを見出す推定のチカラ

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」 作者: 細谷功 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2007/12/07 メディア: 単行本 購入: 54人 クリック: 878回 この商品を含むブログ (274件) を見る 最近、「フェルミ推定」にはまっていますが、これ…

「本質」を見抜く力で問題を解決する

考える技術 (講談社文庫) 作者: 大前研一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/03/13 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (9件) を見る 大前氏の論は、社会のあらゆる「バカ」どもを一刀両断。本質をズバリと突いて、相手を完ぺ…

新幹線の、ワゴン販売のコーヒーをたくさん売るために

東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」 作者: 東大ケーススタディ研究会 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2010/09/17 メディア: 単行本 購入: 14人 クリック: 106回 この…

冒頭10秒でGoサインをいただく資料術

世界のトップを10秒で納得させる資料の法則 作者: 三木雄信 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2015/05/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 孫正義という稀代の名経営者は、社員にとんでもないことを要求するそうです。本書著者…

小山昇流の経営手法から、会社の組織作りを学ぶ

強い会社の教科書 作者: 小山昇 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2012/10/19 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 3人 クリック: 35回 この商品を含むブログ (2件) を見る 中小企業の経営コンサルティングなどを手がける武蔵野の小山昇氏の論は…

カフェ店経営の教科書に学ぶ、商品・サービス戦略

となりの「カフェ」が儲かっている本当の理由―居心地の良いカフェを作って儲ける方法! 作者: 中村新 出版社/メーカー: ぱる出版 発売日: 2009/06 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログ (2件) を見る 本書を、ちょっと「ひねくれた…

ビジネストレーニングにはフェルミ推定

戦略思考トレーニング (日経文庫) 作者: 鈴木貴博 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2013/04/16 メディア: 新書 この商品を含むブログ (5件) を見る 本書には思考法・発想法以外に様々なビジネス事例が掲載されています。知識を吸収する意味でも…

統計学が巷で最強と言われ出した中で

統計学の図鑑 (まなびのずかん) 作者: 涌井良幸,涌井貞美 出版社/メーカー: 技術評論社 発売日: 2015/05/01 メディア: 大型本 この商品を含むブログ (2件) を見る もうひとつのクイズです。ペットボトルの平均内容量は500mlと表記されています。しかし、これ…

世界史を大きく俯瞰してみたい

日本人のための世界史入門 (新潮新書) 作者: 小谷野敦 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/02/01 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 31回 この商品を含むブログ (27件) を見る まえがき(本書では「序言」)が一番面白かったです。歴史の解説本であり…

統計学の基礎となる「確率」も復習しておきましょう

統計学の図鑑 (まなびのずかん) 作者: 涌井良幸,涌井貞美 出版社/メーカー: 技術評論社 発売日: 2015/05/01 メディア: 大型本 この商品を含むブログ (2件) を見る クイズです。日本たばこ産業(JT)が19,064人を対象にした喫煙(標本)調査にて、成人の4,137…

推定統計学から始まる、統計学の意義

統計学の図鑑 (まなびのずかん) 作者: 涌井良幸,涌井貞美 出版社/メーカー: 技術評論社 発売日: 2015/05/01 メディア: 大型本 この商品を含むブログ (2件) を見る 統計で面白いのは、「大きな標本の、統計的な推定の考え方」の理屈を学ぶことです。一を聞い…

トヨタ式に学ぶのは、その「態度」

トヨタ式ならこう解決する!―思考から仕事を変えるケースブック 作者: 若松義人 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2015/07/10 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る トヨタ方式とは根気よく、現場を教育する手法です。即効性があるとは限…

会議は好きですか?無意味な会議をする会社は危機的です。

日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ 作者: 漆原次郎 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2011/12/23 メディア: 単行本 購入: 5人 クリック: 43回 この商品を含むブログ (6件) を見る 会議とは意思決定を目標にしています。会議がまとも…

好奇心をもって、数字を推計してみよう

数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学 (幻冬舎単行本) 作者: 大栗博司 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/03/19 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (2件) を見る 『数学の言葉で世界を見たら』 付録 - Caltech Hirosi Ooguri 「フェルミ…

日本の中小企業は衰退の途中か

日本の中小企業 - 少子高齢化時代の起業・経営・承継 (中公新書) 作者: 関満博 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/12/20 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 中小製造業の廃業こそ深刻なのかもしれません。「3K」色の強い鍛造・鋳…

民法が変わると言うけど、民法って何?

民法改正: 契約のルールが百年ぶりに変わる (ちくま新書) 作者: 内田貴 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2011/10/05 メディア: 新書 購入: 10人 クリック: 207回 この商品を含むブログ (27件) を見る www.nikkei.com 企業や消費者の契約ルールを定める債…

ベイズ原理を理解するために(原発事故の発生確率)

数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学 (幻冬舎単行本) 作者: 大栗博司 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/03/19 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (2件) を見る 『数学の言葉で世界を見たら』 付録 - Caltech Hirosi Ooguri 新しい情報…

ベイズ統計に挑戦してみる?

数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学 (幻冬舎単行本) 作者: 大栗博司 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/03/19 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (2件) を見る 『数学の言葉で世界を見たら』 付録 - Caltech Hirosi Ooguri 「定期検診…

ギャンブラーの破産問題を考える

数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学 (幻冬舎単行本) 作者: 大栗博司 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/03/19 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (2件) を見る 『数学の言葉で世界を見たら』 付録 - Caltech Hirosi Ooguri コインを投…

文書の書き方をあらためて学んでみる

必ず書ける「3つが基本」の文章術 (幻冬舎新書) 作者: 近藤勝重 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/12/09 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る 「どう書くか」よりも、「誰が書いたか」かが重要になります。読み手はまず、書き手が信…

電子雑誌の読み放題サービス比較一覧(2016年8月初時点)

直近の状況をエクセルに整理してみました。なお、個々のサイトにおける雑誌名の表記が異なったり、分類表現が違ったりしますので、こちらで任意に調整してみました。分かりづらい点はご容赦ください。

「クォーツ革命」とは何だったのか【連載】

装身具として始まった腕時計の前身、当初は古代の人々の身を飾るブレスレットでした。19世紀に至ると、手の平サイズにまで小さくなった時計(ポケットウォッチ)を腕にしてみようとする試みが始まりました。これが腕時計の始まりです。 matome.naver.jp 二つ…

博打と近代戦争が腕時計の進化を加速させた【連載】

今日、携帯電話が普及し始めてから、30年前後になります。いまや、誰もそれを不思議には思わないでしょう。もともとは、室内に置いて、電話線でつながる固定電話だったはずです。それを外に持ち出せるようになったために形が変化していきました。そして子供…

産業革命と時計業界との関わりが深かった【連載】

ヨーロッパが激しい社会変革の時代を迎えた19世紀。手工業が各地で広がり、様々な製品が作られるようになりました。その中のひとつが時計です。 その前に登場した18世紀の数々の英傑たちにより、時計の機構は進化し、基本的な構造を確定させていました。その…

太陽から離れて、再び太陽に戻った【連載】

モノの形には理由があります。飛行機は言うまでもありませんが、飛ぶために必要な形状をしています。人やモノを載せるスペースを確保するために必須の胴体でさえ、軽量化と空気抵抗を抑えるという工夫がなされています。また、翼については、主翼・尾翼とも…

宗教によって、時間観念が生まれ、時計のニーズになった【連載】

シンデレラ。世界中の多くの人々が、地域を問わず、読んだことのある童話です。このお話は、古くからある民間伝承ですが、17世紀末に出版されているものが非常に著名です。この物語には、ある面白い「感覚」が登場します。それが、時間です。 【シンデレラの…

装身具のひとつにすぎなかった腕輪は、腕時計で復活した【連載】

ここで腕時計の歴史についてまとめてみましょう。 実は、時計の歴史を振り返ってみると、人類そのものの歴史と密接に関わってきます。なぜ、私たちは腕時計をするのでしょうか。この問いに対して、一般的には、時間を知るのにとても便利だからという答えが帰…

時計の種類と操作方法【連載】

第13回: 時計とは、極めて簡単な機能しか持ちえていない工業製品です。しかし、針のついた通常のアナログ時計であれば、電子製品とは異なり、機械仕掛けで動くことになります。その代表的な操作部位がリューズです。それを引き出すことがスイッチになって…