インバウンドがいつの間にか「越境」に変わる
中国向けの「越境」が熱いです。実は「爆買い」が収まりつつあるとの報道も出されていますが、実際には、現在、「爆買い」分すなわちインバウンド消費が、「越境EC」に置き換わっている過程なのです。聞いたことがあるかもしれませんが、中国人のインバウンド消費とは、旅行費用(宿泊・交通)そのものに対してのお土産消費が非常に高くなるのが特徴です。極端に言えば買い物をするために、仲間を代表して来日しているようなものなのです。このすざまじい消費力を、ネットに結びつけたのが、越境ECのサイトです。いくつも有名なサイトが登場しています。私たちにとっては、アリババグループのタオパオ(淘宝)やTmall(天猫)のことを聞いたことがあるかもしれません。
中国の越境ECは規制リスクはあるが市場規模が大きくシェア争いも面白い事になってる
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ややこしい『化粧品』の、最低限知っておきたいこと。
本書を読んでいくと、単純な理解として、一部のメディアで誇大に報道されていることは、おおよそ間違えていることが多いようです。「(この化粧品は)危ない」などの文言は、今の日本の仕組みでは、十分に監督できている範囲のことと言えそうです。しかし、そのメディアの文言にメーカーが悪のみしてしまうと、消費者側の誤解にブレーキがかかりません。たとえば、「ノン~」とか「無添加」とか、特定の成分が使われていないという表現は、その成分が入っていると危険だという認識から来ています。しかしそれは、対策商品のできたメーカーが大々的に宣伝をしがちです。ついこの間までは、その成分を含んだ商品を出していたにも関わらず、です。
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首都高速道路の多くの謎をひも解くと・・・
民間療法の是非を問う。科学的な視点を導入しながら
科学的であるか否か。今日では非常に大切なテーマです。ところが「民間療法」とはその過程を経ていません。いわば自由な領域で、勝手な評価を行っています。特に、健康雑誌が繰り広げるのは、読者の興味を引くセンセーショナルなタイトルです。この編集上の工夫が、広告という利害と結びつくと、事実そっちのけの記事が作られることになります。しかもそこは「体験談」のオンパレード。実名・仮名・作り話等何でもありです。そこにいわゆる「御用学者」が加わると、もっともらしい記事が完成します。ある老練の雑誌編集長がこう揶揄したそうです。「健康雑誌は、お年寄りの『少年ジャンプ』だね」と。お年寄りの夢と希望を載せた雑誌。そう考えると、ガセネタでも意義があるように感じてくるものです。
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健康寿命を全うするための8つの確認(後半)
決定版 100歳まで大病しない108の習慣 角川SSC新書 (角川SSC新書 131)
- 作者: 白澤 卓二
- 出版社/メーカー: 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/07/09
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
前半に引き続き、4つのテーマを冒頭書から引っ張り、サイト上での最新情報をもとにメモしてみます。
朝食は抜いた方がいい?それとも食べた方がいい?
あなたの睡眠に関して、次の10の質問に答えて、いくつ当てはまるかを数えてみてください。
アルツハイマー症(認知症の大半を占める)とは「脳の〇〇○」と言われています?
遺伝子を見れば、老化の程度や余命が推測できると言われています。これに注目しているのはどんな企業でしょうか。
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健康寿命を全うするための8つの確認(前半)
決定版 100歳まで大病しない108の習慣 角川SSC新書 (角川SSC新書 131)
- 作者: 白澤 卓二
- 出版社/メーカー: 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/07/09
- メディア: 新書
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「決定版」とありましたので、健康情報の整理のつもりで完読。同書の出版からはや7年ですが、医学の進歩は著しいものがありますね。その更新された情報も含めて整理しながら、8つのテーマを、クイズ形式でメモしておきます(冒頭書は108の習慣を提案しています)。まず、本稿はその前半として4テーマ。後半は次回。それにしても多くの知恵が、食べ物や日常生活(睡眠や運動)に関わっていますので、まさに健康とは、その人の活き方を反映したものでもあるようです。
アメリカの研究成果で「がん予防」に最も効果があるとされる野菜は?
「がん予防」のために提案されているのが、毎朝飲む野菜ジュースです。ではどんな野菜ジュースならいいとされているのでしょうか?
「笑い」が増えると、がんを抑制すると言いますが本当ですか?
「毎日20分~30分の運動を」と言われて、無理と思った方々に!
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広告代理業の新しい挑戦を財務から読み解く
インターネットという成長性抜群のメディアにおいて、広告収入でトップを走るのは電通ではありません。サイバーエージェントです。もちろん知名度はありますが、なぜ、天下の電通様がネット広告では「さっぱり」なのか。ネットでは事情が大きく変わるようです。
誤解09 総合広告会社はインターネット広告が不得意である (1/2):MarkeZine(マーケジン)
株式を公開している主要な専業代理店は、サイバーエージェント、オプト、セプテーニなどだ。総合広告代理店は、電通、博報堂、アサツーディ・ケイなどだ。一般にはあまり知られていないが、ヤフーの広告売上にもっとも貢献しているのは、電通ではなくオプトだ。ヤフーからベストパートナーとして認定されているのは、オプトだけである。
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